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テオ・ヤンセン展静岡県立美術館の感想と動きと混雑状況

展覧会

不思議な生き物の展覧会でした。プラスチックチューブ・ペットボトル・チューブで作られ、歩行などの動きをします

映像をテレビなどで見ることがありましたが、実物を間近に見て感じたことは、「子どもの夏休みの工作みたい」でした

完成された造形ではなく、手を加えられた発展途上の作品に思えました

この記事でわかること

  • テオ・ヤンセンの作品について
  • 展覧会の感想
  • 混雑状況

簡単なテオ・ヤンセン、彼の作品解説のあとに、私の感想をのべさせていただきます

今回の企画展は、小さな子供さんと一緒に行けるような雰囲気にも感じました

テオ・ヤンセン展 静岡県立美術館

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テオ・ヤンセンとは

オランダ人彫刻家テオ・ヤンセンは、ストランドビーストまたは「ビーチ・アニマル」と呼ばれる、風力で動く機械を、28年間にわたって設計し、組み立てています

彼はこの作品を「新種生物」であると説明しています

芸術、科学、エンジニアリング、パフォーマンスを具現化した、素晴らしい作品です

巨大造形物の材料

プラスチックパイプやボトルやチューブなどの身近な物を使ってヤンセンが生み出した、風の力で動く素晴らしい巨大な立体作品です

ホームセンターで材料を購入したと本人は述べています

ストランドビーストは28年以上かけて、周囲の環境に合わせて動くことのできる高度な生き物に進化してきました

ビーストはいくつかの世代に分類されており、それぞれの世代には地質学めいた時代名が付けられています

また、ビーストにはそれぞれ、個々の特徴を反映した名前が付けられています

化石になったり、再生し新生物の体の一部になったり変化していきます

ストランドビーストの動き

作品の特徴

  • 風や圧縮空気を使い動きます
  • 生物の手足のような動きをし、移動します
  • 首を振ります

ことばで書くと上のような表現になります

しかし、動きが機械ではなく、生物そのもののように動くんです

細いビニールパイプでできた体と足で、生物のようにクネクネ動くんです

不思議です

はじめは想像とのギャップがあり過ぎて、頭が混乱しました

ストランドビーストは未知の体験

静岡県立美術館の正面玄関に入ったときに、先制パンチを食らわさせました

大きな作品が2作品、正面ホールに飾ってあるのです

こいつも、いつか見た映像のように、動くのかなと思いつつ近づきました

結束バンド?、セロテープ?、ビニールパイプ?で出来たストランドビーストが鎮座していました

結束バンドも余った部分が切り取られず、作業の時間が止まっままの状態です

「小学生の夏休みの工作でも、もう少し丁寧につくるのに」、これが私の第一印象でした

全長15メートルぐらいの作品の迫力には圧倒されました

美術作品を見ての「きれい」「うまい」といった感想とは違った気持ちの動きがありました

「突き抜けているひとだな」と作品への感想ではなく、作家への感想でした

2階に上がり、入場料を払い、特別展会場への入場です

正面に「アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ」がありました

モチーフは大海原を航海する帆船だそうです。江戸時代にオランダと長崎を結んでいた帆船をイメージした大きな帆を持つのが特徴だそうです

この作品は動くところを見ることができるそうです(今回は13時00分に動きました)

各時間により、動かす作品は違うようでした

  • 稼働展示は以下の通りでした。館内放送もありますので、必見です
  • 10時30分
  • 11時30分
  • 13時00分
  • 14時00分
  • 15時00分
  • 16時00分
  • 17時00分

最近の静岡県立美術館の特別展の中でも、子供さんが多いと感じました

幼稚園児ぐらいのお子さんから、小学校高学年まで来場していました

子どもたちもメカニカル的な部分や、造形的な部分に目を光らせて展示物を見ていました

やや残念なことは、作品に触ることができないことです

作品を構成している、パーツが壊れやすいものが多く、全面禁止事項となっていました

ストランドビーストを押す体験

しかし、作品に触れて、なおかつ作動させるコーナーもありました

作品を押して、足を動かせるのです

私も興味があり、作品を押させてもらいました

重量があって、まっすぐに進むコトが出来ませんでした

人間の歩幅よりやや大きく、ゆっくりと動いていました

たった5メートルですがテオ・ヤンセンの作品にふれることが出来ました

生物の足のように動く仕組みについても、模型で体験させてもらいました

ハンドルを回すと、カックン、カックンした感触で足の模型が動きました

個人的にはキャタピラ型の作品が好きです

風を受けて、動く映像に見入ってしまいました

こんな造形で美しく動くことが、出来ているんだと関心してしましました

基本的には作品の展示と、作品の動きを収めた映像のセットで展示されていました

今回の「テオ・ヤンセン展」は驚きの連続で、楽しかったです

再度、観覧したいと思います

混雑状況

4月土曜日の12時頃に入場しました

美術館正門付近の第3駐車場は満車でした

館内はゆとりがあり、じっくりと各作品を見ることが出来ました

稼働展示時間には、作品の周りに3重の人垣が出来ました

狭い展示場での稼働展示には前3列座って、後ろに3列ほど人垣ができていました

入場料

テオ・ヤンセン展  2024.4.13 sat – 7.7 sun  開催

  • 一般            1500円  (前売・団体  1300円)
  • 70歳以上・大学生・高校生  800円  (前売・団体  700円)
  • 中学生以下          無料

場所

静岡県立美術館

静岡県静岡市駿河区谷田53-2
Tel 054-263-5755
Fax 054-263-5767

静岡県立美術館への地図
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まとめ

この記事でわかったこと

  • テオ・ヤンセンとはどんな人か
  • テオ・ヤンセンの作品と、その動き
  • 個人的な感想
  • 土曜日の混雑状況

テオ・ヤンセン展には子供さんと一緒に遊びに行ってもらいたです

アートでもあるし、機械でもあるし、なんとなく生物といった境界のない作品に子供らは興味津々となるでしょう

久しぶりに、ワクワクさせていただきました

静岡県立美術館での開催は、2024年7月7日までの開催です

お見逃しなく

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