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2024年蓬莱橋(897.4m)の感想と注意点(Houraibashi)

雑記

静岡県中部に流れる大井川には世界一長い木造歩道橋の「蓬萊橋」があります

その長さは897.4mで語呂合わせで、「厄無し」と地元ではいいます

一度は渡ってみたい橋です

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正式名称は「蓬萊橋」です

この記事で分かること

  • 「蓬萊橋」静岡県島田市の大井川にかかる橋の由来
  • 現在の「蓬萊橋」について
  • 注意点
  • 「蓬萊橋」の楽しみ方
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蓬萊橋の由来とは

大井川右岸にある牧之原台地は全国有数の茶園です

蓬萊橋は牧之原台地の開墾のため、明治12(1879)年に架けられた農業用の橋です

橋が架けられる前は大井川を小船で渡らなければならず、行き来するのに危険を伴っていました

現在も蓬萊橋は農道としての重要な役割を担うほか、貴重な歴史的土地改良施設で茶園を管理するために利用されています

蓬萊橋の全長は897.4m・通行幅2.4mで1997年12月30日に「世界一長い木造歩道橋」としてイギリスのギネス社に認定されました

橋の名称は、静岡藩主となった徳川亀之助(後の家達)が1870年4月に牧之原を訪れた際、開拓する幕臣たちに、「ここは蓬萊・宝の山だ」と激励したことがいわれと伝えられています

蓬萊橋の撮影ポイント

蓬萊橋の全景を下から見ると、橋脚も木で出来ているんです

ギネスに登録されている通り「世界一長い木造歩道橋」とありますが、全ての構造物が木製でできています

実物を目の前にすると、納得しつつ大きな驚きが湧き上がってきます

現在では、きれいに製材された木材を使い、作られていますが、管理事務所の脇の壁にあった昔の写真を見ると、いろいろな形の木材が使われているので、今ほど真っ直ぐな橋ではなかったようです

欄干も普通の橋より低いものとなっています

大人の膝ぐらいの高さでした

10mぐらいの木を繋いで欄干を作っているので、一直線に対岸に向かってはおらず、波打っています

左の画像のように、風雪に耐え表面がボロボロになった敷板の部分や、新しく張り変えられた敷板・欄干の部分(右)が混在します

それが、蓬萊橋の魅力かもしれません

対岸にも撮影スポットがありますので、「対岸スポット」でお伝えいたします

蓬萊橋を渡る時間

島田市側から渡り始めて、牧之原側までの所要時間は15分ほどです

対岸の牧之原側まで行って帰って来て30分ほどかかります

この15分が長いのか、短いのか個人の感覚により異なりますが、自分としてはとても長く感じました

歩いても歩いても風景が変わらず、橋の上でですので気持ち的に不安を感じたからかも知れません

川上ですので、風の通り道となっていて、風が強いと感じました

今回初夏でしたが、冬はさらに強風になるので、注意が必要です

蓬萊橋の真ん中の文字の画像

敷板に「ど真ん中」と書かれてありました

この「ど真ん中」で引き返すと、往復15分ぐらいの時間で体験できます

北東方向に富士山が・・・

蓬萊橋から富士山を見る画像

この初夏の時期は、冬よりはっきりとは見えませんが、訪問したときに薄っすらと遠くに見えました

ラッキーでした

蓬萊橋の個人的な楽しみ方

蓬萊橋の個人的な楽しみ方を2つご紹介します

蓬萊橋を渡りながら、所々で立ち止まり、目を閉じてみてください

耳には風の音が聞こえると思います

足の裏から、微かに橋が揺れているのを感じ取れると思います

風による揺れなのか、人が歩いている振動なのかよく分かりませんが、ゆっくりと上下に揺れているのが分かると思います

車のような重量があるものが通るのではなく、人が歩くことにより、風が吹くことにより橋が揺れるようです

生き物のように感じます

普通に歩いていても、床板の古さが違うために、板を踏んだ時の音や、足の裏に返ってくる力加減が色々あることに気づくと思います

これも、蓬萊橋の面白さの一つです

敷板の一つ一つを楽しんでください

橋を渡るときの注意点

注意点として3点あります

  • 小さな子供さんとは必ず手を繋ぐ
  • 欄干には座らない
  • 緩めの帽子を被って渡らない(大きめの帽子を被る子供さん注意)

蓬萊橋は欄干が大人の膝ほどの高さしかありません

小さな子供さんでも簡単に欄干を乗り越えることが出来ます

小さな子供さんの手を離さないようにしましょう

欄干は風雪に降り劣化していますが、程度がまちまちで判断が難しいと思います

欄干の高さは腰掛けるのにちょうどよい高さですが、木材の腐食の程度がわからないので、座らないようにしましょう

座っている欄干が崩れると、6m下の河原に頭から落ちます

それと、蓬萊橋が架かる大井川では絶えず風が吹いています

冬の季節は強い風が1日中吹きます。大きめの帽子は風に飛ばされることが多いようです

私が訪問した日にも、3つほど帽子が中洲に落ちていました

河川敷に落ちた帽子の画像

3つとも、子供さんのつば付き帽子でした

対岸(牧之原)のスポット

対岸の牧之原側のイメージとしては、島田側の陽に対して陰のイメージを感じました

鬱蒼と茂る森が、川の間際まで迫っているからかも知れません

左:牧之原側から島田方面を見た風景

中:お地蔵さん

右:縁結び地蔵さん      石に願いを書いて奉納されていました

牧之原側には、お地蔵さんのお堂が多いと感じました

絵になるポイントも有りました

少し山を登った「木のフレーム」付近の木の間から取りました

牧之原側から見下ろす蓬萊橋の画像

木のフレームは下のように取れます

蓬萊橋をフレームの中に入れて撮影できるようです

台があるので、自撮りも可能です

牧之原側から木のフレーム越しに見下ろす蓬萊橋の画像

牧之原台地の歴史を感じるウォーキングコースもあるようです

牧之原台地のウォーキングコースの案内図の画像

ぜひ、歩いてみて牧之原台地を体験してみてください

蓬萊橋へのアクセスと駐車場

蓬萊橋 : 静岡県島田市南2-22-14

島田(静岡県)駅出口から徒歩約23分
六合駅出口1出口から徒歩約36分

駐車場は赤丸の部分です

蓬萊橋の駐車場の位置の地図の画像
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まとめ

この記事のまとめ

  • 蓬萊橋の由来
  • 蓬萊橋の歴史
  • 蓬萊橋の撮影スポット
  • 蓬萊橋の歩き方

蓬萊橋は世界最長の木造歩道ですが、建造物としての凄さもありますが、異次元への架け橋のような体験もできると思います

現代人が持っている橋の概念を変える力があるように思います

是非、橋を歩くことを一度体験してみてはいかがでしょうか

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